ベガス、ベイビー、ベガス!
肉ギーク、それは肉を愛し肉を学び肉に生きる人々。ベガスの肉ギークとオクラホマ州立大学の研究チームがタッグを組んでとことん美味いステーキを研究しました。今回発見された超美味いステーキ「べガススタイル」は、Mata & AssociatesグループのTony Mata(トニー・メイト)氏が、オクラホマ大学の研究チームの1人であるJacob Nelson(ジェイコブ・ニールソン)氏に、アイディアを持ち込んで完成させたもの。
メイト氏は、「元々、肉をカットすることの価値と意味は低く見られ過ぎていた。ひき肉にしたり加熱して売ったりするよりも、その肉をそのまま美味いステーキにすることができる。上手くカットすることで、肉にさらに価値を加えることができるんだ。」と語ります。
べガススタイルのステーキは、通常14オンス(約396グラム)で、4オンス(約113グラム)くらいまでなら少なめで提供することもできます。味、柔らかさ、風味は、有名なニューヨークスタイルやフラットアイロンカットに近いそうですよ。ただし、ニューヨークスタイルのように、マリネする必要なしで同じ様な柔らかさが味わえることから、真の肉好きには肉そのものが味わえてより満足できるかと。
べガススタイルは、先日ラスベガスにあるトランプタワーで初お披露目されたばかり。調理を担当したのは、ジェームスホテルにある老舗ステーキ店David Burke's PrimehouseのシェフRick Gresh(リック・グレッシュ)氏。ステーキを食べた人からは、拍手喝采の大好評でした。
一体どういうカットでどういうスタイルなのでしょうか? 上の写真はただのイメージ画ですし。見たい食べたい知りたい、気になる! 実は、このべガススタイルは知的財産として扱われており、ライセンスがないと調理することはできません。なので、どんなお肉なのか詳細もわかりません。メイト氏とグレッシュシェフは、どこでライセンスが取得できるか等の詳細はまだ発表していませんが、すでに世界中からオファーが来ているとのこと。
食べてみたいなぁ、新発見の美味ステーキ。
ベガス、ベイビー、べガス!
[Vegas Strip via DCN via Business Insider]
そうこ(ANDREW TARANTOLA 米版)