待てど暮らせどワイヤレス充電こないし!
電磁誘導の充電用カバーは見てくれダサい!
というわけでタンヴィーア(Tanveer)さんが手持ちのiPhone 4Sでやったのがこちらの改造です。ちょっとハンダ付け苦手な人にはムリだけど首尾よくやれば、ポイッと充電器に置くだけで充電できるiPhoneになりますよ。
[必要なもの(動画の0:33-1:01に写真が出てます)]
根気
ぶれない手
ハンダ付け工具
スペアの充電ポート組立部品
極細ゲージワイヤ
スペアのバックカバー
ワイヤレス充電用回路(ここではPowermatで組み立てたものを使いました。Mac of Cultでは「他のどのiPhoneワイヤレス充電ソリューションでもOKだと思うよ」って書いてます)
[手順]
1)ワイヤを充電組立ポートのピン16、23、25、27にハンダ付けします。拡大鏡使うとやり易いかも。半田付け後はこんな感じ(1:23)
2)次にワイヤーを充電器(ここではPowermat)のレシーバーのUSBポイントに繋げましょう。ピンアウトはピン16が0v(ground)、ピン23が+5v、ピン25がdata-、ピン27がdata+(1:41にリストが出てます)
3)終わったら全部正常に動くことを確認し、iPhoneの組み立て直しに移ります。ワイヤレス充電回路をつけるとiPhoneは1mm厚くなるのでバックカバーもこれに合わせて造り直さないといけないんですね。ここではオリジナルのバックカバーを使いました。
4)ガラスをプラスティック製の縁から外し、ガラスに接着剤でついてる金属製プレートを剥がします。
5)ガラスの下にプラスティック製レイヤーを1枚加え、充電回路のかたちに切り抜きます(2:14みたいに)
6)あとはバックカバーを付け直すだけ...これでおしまい! ワイヤレス充電できるiPhone 4Sのできあがりです。
7)早速やって試してみましょう(2:30-)。
Powermatに乗っけると...おおお、充電中の電池のマークが出てきますね!
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もちろん改造ですから、これやると製品保証の対象外になります。ちっちゃいワイヤをちっちゃなピンにハンダ付けしなきゃならない上に、iPhoneのバックパネルが1mm厚くなるので気に入ったカバーがある人は不安かも。
でも1mm厚くなるだけでコンセントに差し込まなくても充電できるなら、やるだけの価値あるって人もいるでしょね。
[tanv28 via Cult of Mac]
Kyle Wagner(原文/satomi)