10インチの次は7インチも。
The Vergeによれば、マイクロソフトも7インチタブレットを開発中だそうです。その名も「Xbox Surface」、ゲームに特化したタブレットで、ハードウェアはもう完成間近だとか。
マイクロソフトは、先日発売したSurface RT、そして近々発売のSurface Proでタブレット市場に参戦しました。なので、次に小さなタブレットを作るのは当然の流れかもしれません。7インチタブレットは非常にポピュラーで、かつては7インチタブレットを否定し、今でも否定的なアップルでさえ、7.89インチのiPad miniを作ったくらいです。Surfaceはある程度競争力のある価格になりましたが、7インチタブレットではNexus 7やKindle Fire HDといった低価格の競合が先行しています。これらに対しXbox Surfaceではどんな価格設定で挑むのか、興味深いところです。
The Vergeでは、Xbox SurfaceはARMプロセッサ搭載となりそうだが、今後IntelのSoCに変更になる可能性もあるとしています。RAMはゲーム用に作られたカスタム広帯域スティックとなりそうです。OSは当然ながらフルバージョンのWindowsではありませんが、Windows RTでもなく、「カスタムWindowsカーネル」になると見られています。おそらく次世代のXbosソフトウェアやXbox Live Arcadeとの統合を考えてのことでしょうが、マイクロソフトは開発プロセスの簡素化を非常に重視しているので、Windows 8やWindows RTとは何らかのつながりも持つと考えてよさそうです。
もしマイクロソフトがスタンダードな7インチタブレット発売を決めた場合、Xbox Surfaceはボツになる可能性もまだある、というのがThe Vergeの見方です。でも順調に行けば、Xbox Surface発表はXbox 720より前、つまり来年6月のE3より前になりそうです。
このタブレットの噂は今年6月にもリークされていて、その当時の情報ではディスプレイ解像度は1280x720、SDカードスロット搭載、バッテリーライフは7時間とされていました。
ゲームに特化しない7インチタブレットは出さないのかってことも、気になりますね...。
Kyle Wagner(原文/miho)