iTunesの最新版(iTunes 11)、きれいにリニューアルされたのはいいんだけど、まだ何かが足りない...その何かを5つ選んでみました。
次のiTunes 12で反映されたら嬉しいな。
SpotifyやPandoraのような楽曲サブスクリプションサービス
聴きたい曲があってもiTunesでは買わないと聴けない! このビジネスモデルのお陰で売れてた部分もあるけど、今はSpotifyとかRdioに少額払えば聴き放題できるので、そういう安価なサブスクリプションサービスにiTunesから乗り換えてる人もいます。毎月10ドル(約820円)払って何百万曲も聴けるほうが、10ドル(約820円)払って最新ヒット買うよりお得ですもんね。
アップルもPandoraみたいなインターネットラジオのサービス実現に向けレーベルと交渉中らしいけど、PandoraよりSpotifyの方がいいという話もあるし...それでも今のように、全くないよりはある方がマシ。
iTunes Matchのウェブプレーヤー
25ドル(約2050円。日本料金不詳)を払えば手持ちの楽曲コレクションをクラウドに保存していつでもiCloud対応デバイスで楽しめるiTunes Matchもいよいよ日本上陸間近!
でもあれって、デスクトップでもiOS端末でもiTunes開かないと聴けないんですよね...。iPhone使ってない人にはあんまり意味ないし、自分以外の人のパソコンを使う時にも使えなかったりします。
「ワンクリックでiTunes Storeに行ける」ようにしたいアップルの思惑はわかるのですが、競争も激しくなっています。MOGならゴージャスなHTML 5のインターフェイスなのでどの端末からでも聴けるし、Spotifyもそれと同じものを来年導入すると話しています。Google Musicではクラウドに無料で2万曲保存して、どこからでも聴けます。わざわざ25ドル払って使い方が限られているiTunes Matchを買う理由もないような...。
本物のディスカバリー機能
iTunesの新しい音を探す機能ははっきり言ってカス。iTunes Storeのおすすめは「他のリスナーはこの曲も買いました...」という、単なる衝動買い誘発の販促ツールで、なんの参考にもなりません。Genius機能? Geniusはやっぱり使えないです、今も。
Pandoraは「音楽ゲノム(Music Genome)」 プロジェクトというすごいもの抱えてるし、Spotifyアプリのディスカバリー機能は探すのも視聴するのも無料で最高です。アップルも楽曲サブスクリプションサービス向けに早いとこライセンス契約とらないと、このままじゃディスカバリー機能、永久にカスのままで終わっちゃいますよ。少なくともGeniusはもっと使えるものにしないと。