PR: 何のために、誰のために、どんな時のために必要か。
グーグル眼鏡をつけて見る世界はこんなの! グーグルがプロモーション動画公開
新たな眼鏡体験。
グーグルがグーグル眼鏡Project Glassの使用感やインターフェースを動画で公開しています。現段階では、まだイメージ動画だとは思いますが、期待は高まりますね。
以前にもイメージ動画は公開されていましたが、今回のものはより様々なシーンでの使い方が登場します。音声コントロール機能、ウェブ検索、レンズ表面での表示、翻訳まで、多岐にわたるシチュエーションが紹介されています。
グーグルがProject Glassにかなり力をいれているということは耳にはいってきますが、そのスペック詳細や、手が届く価格なのか、リリース時期等、まだまだ一般への販売は明らかにはなっていません。昨年のI/Oカンファレンスにて、開発段階のお試し版を一部の人が体験しました。また、現在グーグルは、試してみたい個人クリエイターを募集しており、プロジェクトの未来を共に作ろうとさらなる意欲をみせています。誰よりも早く未来を体験したい個人クリエイターの型、1台1500ドルほどで提供しているそうですよ。無料体験は、まだまだ先のようですね。
そうこ(Jamie Condliffe 米版)
これがアップルのハック感染元。水飲み場攻撃でフェイスブック、ツイッターなど40社に被害?(動画あり)
「開発者の1本釣りではなく、井戸に毒を盛ったんですな」―セキュリティの専門家アシュカン・ソルタニ(Ashkan Soltani)氏(All Things D)
アップル社員のコンピュータがハックされましたが、感染元はフェイスブック、ツイッター社員と同じこのiPhoneデベロッパーフォーラム「iPhonedevSdk.com」(行って感染しないように)とのことです。
ブルームバーグとAll Things Dが情報筋の話として伝えました。Javaの脆弱性を突くコードがこのサイトのHTMLに仕込まれていたようです。
中の人のイアン・セファーマン(Ian Sefferman)氏が直接関与してたかどうかはまだ分かっていません。一応、MacRumorsによると、ご本人はフォーラムでこう釈明してるようですよ。
管理者1人のアカウントが侵入されたようだ。ハッカーはこのアカウントを使ってサイトのテーマを変更しJavaScriptを植えつけた。問題のJavaScriptには、特定のユーザーのコンピュータに侵入する高度な、まだ知られていない技が仕込まれていた。攻撃の具体的な時系列と詳細は現在調査中だが、攻撃は2013年1月30日に(問題のハッカーによって)終了されたようだ。(http://iphonedevsdk.com/forum/site-news-announcements/111889-iphonedevsdk-compromised-what-happened-and-how-we-are-dealing-with-it.htmlより。危ないのでリンクは控えておきます)
フォーラムはiOSの開発に関わる業界人なら必ずチェックする場所。そこに毒を盛る、いわゆる「水飲み場型(watering hole)」攻撃で、被害は社員のコンピュータが侵入された事実を公表したツイッター、フェイスブック、アップルを含め「最低40社」(ブルームバーグ)に及ぶ模様です。
フェイスブック最高セキュリティ責任者ジョー・サリバン(Joe Sullivan)氏はAll Things Dにこう語っています。
「スピアフィッシング(spear phishing)のことはもう誰でも知ってる。が、サイトを狙って、そこにくる人を狙うのは目のつけどころが実に面白い。メール開いてリンクをクリックしてもらわなくてもいいわけだからね」
タイミング的に中国も疑われてて情報が錯綜していますが、ブルームバーグは「東欧かロシアのハッカー集団が金目当てで侵入したものと思われる」と伝えてますよ。現在FBIとシークレットサービスが捜査を進めています。
ソニー NEX-3N:ビギナー向けミラーレスのエースがより小さく、軽く
春のカメラ欲が刺激されます。
ソニー・ヨーロッパが新型ミラーレスカメラ、NEX-3Nを発表しました。これはビギナー向けラインであるNEX 3シリーズの最新版になります。昨年のNEX-F3も優秀でしたが、それがずっと小さく軽くなって、ビギナーにとっての敷居がますます低くなっています。
まずは良い点をお伝えすると、とにかくボディがすごく小さくなりました。ソニーいわく、同じクラス内では最小です。寸法は109.9 x 62.0 x 34.6 mmで重量は本体のみで210gと、先代に比べてぐっと小ぶりになっています。
カメラとしてのコアのスペックはほぼおなじみのものです。16.1メガピクセルのAPS HD CMOSセンサー、これはもっとかさばるデジタル一眼レフのエントリレベルのものと同じサイズです。1080p動画も50i/25pで撮影できます。スペック表にある480枚というバッテリーライフもうれしいですね。
アメリカで最も愛されてる大統領がUSBに! 日本だったら...?
第85回アカデミー賞で最多12部門ノミネートで注目のリンカーン
それを記念して、こんなUSBが発売されました! っていうのはウソで、これは2013年のプレジデント・デーを記念して発売されたUSBなんです。なかなかディテールが細かいし可愛くありません?
日本では認知度が低いですけれど、2月の第3月曜日は、アメリカの歴代大統領の功績を称える日プレジデント・デーなんです。でも何故2月かというと、最も偉大で国民に最も愛されている大統領ジョージ・ワシントンとエイブラハム・リンカーンの2人が2月生まれだから。
ということで、今までスタートレック、ブルースリー、キティーちゃん、スターウォーズなどなどいろんなUSBを世に送り出しているMimobotが今年はジョージ・ワシントンUSBとエイブラハム・リンカーンUSBを作成! 共に2.0対応ドライバで、8BGが20ドル(約1800円)、16GBが30ドル(約2800円)、128GBが130ドル(約1万2000円)となっています。なかなか良い出来なので、USBコレクターじゃなくても欲しいかも!? 買おうかなぁと思っている方、ジョージ・ワシントンバージョンは数量1000個限定なので、お急ぎを。
日本の歴代大統領でUSB化されるなら誰だろ~?
[Mimico]
-Leslie Horn(原文/junjun )
お好みの形が作れちゃうバンドエイド・プリンター
どんな傷跡にもピッタリのバンドエイドを!
すり傷・切り傷への必需品、バンドエイド。意外にピッタリなサイズのものがなくて苦労した経験、ありませんか?そんな人ももう大丈夫。このバンドエイド・プリンターを使えばお好みの形のバンドエイドを作成することができるんです。
せっかくだから星形とか十字型とか作って、オシャレにバンドエイドを使ってみたいなー。このバンドエイド・プリンターはreddot design awardというデザイン賞も受賞してるんだって!
ただひとつ問題なのが、カッティング前の原紙になる大きなバンドエイドをどこで手に入れるかってこと。うーむ、そんなの取り扱ってるの見たことないぞ...
[Gajitz , reddot design award]
(KITAHAMA Shinya)
非公式だけどAndroidでFlash Playerが使えるようになるアプリ
非公式ったら非公式です。なので、ご利用は自己責任でお願いします。
「Flash Player インストーラー【非公式】」は、スマホにFlashをインストールできるアプリ。Android用Flashを、簡単に使えるようになります。
Android用Flashの配布が2012年8月15日に終了して以来、プリインストールされていない機種も増えましたよね。そのせいで見られないサイトがあったりと、お困りの方も多いはず。
しかし、本アプリがあればそんなFlashがインストールできます。インストールにあたっての注意点は下記リンクでどうぞ。
フラッシュの動作、およびマルウェア対策ソフトでのチェックは確認済とのことですが、非公式アプリですのでご利用はくれぐれも自己責任で。
マジか! 最新スマホにFlash(フラッシュ)をインストールするアプリが登場です(ちょい上級者向け)[TABROID]
(ギズモード編集部)
iOS 6.1でロック画面を迂回できるセキュリティホールはiOS 6.1.3 Betaで修正
iOS 6では、まだ細かいパッチ修正が進行中です。
今回デベロッパーに配布された最新版のiOS 6.1.3 beta 2では、パスコードなしでiPhoneが使えてしまうバグが修正されたと9To5Macが報じています。まだ開発者向けのbeta版なので、一般ユーザーへの反映はもう少し先になりそうですね。
なお、Evasi0nによる脱獄への対策については言及されていません。
[9To5Mac]
Rumi(Mario Aguilar 米版)
Facebookでは、99歳から年をとらないことが判明!
不老SNS。いや、99歳までいけば不老じゃないか...。
100歳なんて長生きの代名詞のような大きな節目の年齢。100歳まで生きられたら...なんてよく言いますね。が、Facebook上ではどんなにがんばっても99歳までしか年をとれないことが判明しました。
米国デトロイトの地元ニュースで、104歳の誕生日を迎えたMarguerite Johnsonさんが取り上げられ、Facebook99歳問題が明らかになりました。Margueriteさん、なんとFacebookをやっているんですね。が、年齢表示がどうしても上手くいきません。お孫さんがページ更新を手伝っており、なんとか正しい年齢になるようにとやってみたものの、表示されるのはエラーメッセージばかり。この99歳問題は、Margueriteさんに限ったことではなく、どのユーザーも誕生日を100年より前に設定しようとするとエラーが起きてしまいます。
まさか現在すでに100歳以上の人がFacebookをやるまいと、運営側が年齢を2桁設定にしていたのでしょう。いやいや、幾つになったってSNSをやりたい人はいるもんです。このニュースがきっかけで、きっと早急に対応されるでしょうね。...ね?
そうこ(Leslie Horn 米版)
いらなくなったコントローラー625個deアート(動画)
テレビ業界は4Kディスプレーとかでザワザワ騒いでいますけど...
アーティストChris Shenさんはテレビの新しい見え方のアイディアをもっているようです。いらなくなったコントローラー625個を使って。
Shenさんは、625個のコントローラーををつなぎ合わせて大きなスクリーンを作りました。そしてLEDペグボード、スピーカーワイヤーをリンクしてビデオシグナルを送ることもできるようにしました。 すると、それぞれのコントーラーの遠赤外線電球部分が1ピクセルの役割をはたしてイメージを作り出すんです。なので遠赤外線ゴーグルを通してじゃないと見えないんです...。そして映し出される映像はこんなかんじ。
INFRA by Chris Shen from Chris Shen on Vimeo.
Shenさんいわく「これは技術的進化とパワーのめい想である」とのこと。アートってちょっと難しいですね...。ちなみに、この作品INFRAは2月3日までロンドンの18 Hewett Streetで展示されていたそうです。
[Chris Shen via Slam X Hype via Verge]
-Jamie Condliffe(原文/junjun )
グーグルChromebook Pixel、さっそくハンズオン!
グーグルによるグーグルのためのラップトップ。
グーグルが初めて開発設計まで手がけたラップトップChromebook Pixelが発表されました。アップルのライバルに成り得るとも言われる高画質端末。その使い心地はさていかに! 米Gizmodoがさっそく触ってきた感想をあげています。見てみましょう。
Chromebook Pixelは、高額端末だ。高い(Wi-Fi版1299ドル、LTE版1449ドル)。それもコンピューターと呼ぶのが適切かどうかわからない、そんな端末にこの価格設定はまちがいなく高いと言える。しかし、想定された用途(Pixelの得意分野の役割)で使うならば、何よりも上手くこなす良い端末であるのは間違いない。
ケースは、アルマイトを使っており非常に軽い、重さたったの3.4パウンド。キーボードはフルサイズ。指1本で開閉ができる軽さである。閉じると、LEDライトの線が1度青く光ってからスリープ状態にはいる。ライトの必要性はともかく、デザインとしては良い。
13インチ(239ppi)のタッチディスプレイの解像度は、2560x1700ピクセル。明るく美しい超高画質ディスプレイは、本端末の1番のアピールポイントだろう。HD VimeoやHulu等の動画サービスを、シャープな画で見ることができる。スピーカーが背面部に隠れていると言えど、音質は十分。ゴリラガラス採用によって、早く的確な操作。スクリーンの触り心地もスムーズで良い。キーボードも悪くない。チクレットキーボードのわりに、タイピングもしやすい。ゴムキーボード特有のぶよっとした感じがないのだ。
後ろ部分には通気口とともに32GB(又は64GB)のSSDが内蔵されている。各種ポート(USB 2.0が2つ、SDスロットが1つ)にはアイコンが記されておらず、地味というか大人しいデザイン。お馴染みのポートには、アイコン表示は必要ないと判断したデザインなのだろう。
インテル1.8GHz i5チップ搭載。RAMは4GB。この部分はChrome OSには十分すぎるパワーだ。起動にかかる時間は約15秒、スリープ時からなら一瞬だ。複数アプリ使用中、複数ウェブページ観覧中でも、もたつきは感じない。
OSに制限を感じる人もいると思う。しかし、ラップトップは主にオンラインで何かするために、インターネットを使うために必要だという人には素晴らしい端末だろう。オンライン、それがChromebook Pixelに与えられた役目で、その役目で言えば実によく動く。通常のデスクトップよりも使いやすいと感じる人もいるだろう。その役目内の働きならば、OSの制限も気にならない。
米国、英国限定でGoogle Playですでに予約受付を開始。日本発売は未定ですが、さてどうなるグーグル端末!
そうこ(Andrew Tarantola 米版)
Instagramのフィルターを2回以上かける方法
これだけ変わる!
シューティングチャレンジ第8回が終わりました。たくさんの応募ありがとうございました!
今回応募いただいた写真の中で、POKOさんのコメントが気になったので引用してご紹介します。
一度LUX(HDR風になるやつ)をかけて機内モードで投稿を失敗させ
同じフィルターを二度かけて粒子の荒れた感じに。
この「二度がけ」は同じ効果を二度かけたり違うフィルターを複数かけたりと
色々試せて使えるので奥が深いです。 くりかえせば何度でも。
ん?二度がけ?Instagramのフィルターって何度もかけられるの? と思ってちょっと調べてみると、Instagramでフィルタを「2度がけ」するとスゴいことになるという記事を発見しました。これを読んでると、たしかにフィルターを何度もかけられるらしい。これは知りませんでした。
こちらのやり方を使い、Maker Faireで見てきた水道橋重工のKURATAS写真にフィルターを重ねてみたいと思います。あまりない情報だったので参考になれば。
それにしてもこのKURATAS(過去記事リンク)はほんととんがってますね。一度は乗ってみたいなー。
『フィルタの2度がけ』のやり方その1:まずは普通にフィルタをかける。この時、コントラストを上げてHDR風の絵になる「太陽マーク」のような機能を使うのがオススメ。
その2:そのまま「共有」してアップした直後に画像を消すか、「機内モード」などネットが繋がっていない状態で「共有」してアップして画像を削除する。
その3:自分の写真フォルダにフィルタを1度がけした写真が通常設定では保存されているはずなので、その「1度がけした写真」を選択し、再度お好みのフィルタをかける。
その4:納得いく作品になるまで繰り返す。そして「共有」してアップ。via : Pouch
この手順を参考に進めていきます。
フィルターを二度がけする手順
このKURATAS写真をInstagramでフィルターを重ねてみます。
まずは普通にフィルターをかけるために、InstagramでKURATASの写真を選びます。
Instagramのフィルター選択画面。最初にValenciaを選びました。
シェアをして、iPhoneのカメラロールへ写真を保存します。
今回の目的はフィルターを2回以上重ねた写真を作ることなので、この写真をInstagram上から削除します。
こちらがカメラロールへ保存されたフィルター適用済みの写真。
もう一度Instagramで写真選択へ移動し、カメラロールからさきほどのValenciaフィルター適用済み写真を選びます。
今度選んだフィルターはRiseに太陽マークのHDRっぽくなるエフェクトも追加。
そしてシェアしてまた削除の繰り返しです。
この写真がValencia+Riseの2つフィルターがかかった写真になります。
同じ手順を踏んで繰り返しフィルターを重ねたのがこちらの写真。
フィルターをかけた写真3枚を1枚の写真にしてみました。何回も重ねるとこれだけ違うものなんですね。奥深い! シューティングチャレンジは終わりましたが、#gizstagramはいつでもどこでもだれでも投稿OKですので、利用してくださいませ。
[Instagramでフィルタを「2度がけ」するとスゴいことになる | Pouch[ポーチ]]
(大野恭希)
【シューティングチャレンジ:大発表】第8回「加工してこそ!Instagram写真」フィルターかけて正方形、優勝&入賞作品はこちら!
写真好きが楽しめるコーナーにしたい!
ギズモード・ジャパンの「シューティングチャレンジ」第8回目のテーマは「加工してこそ!Instagram写真」でした。久々のシューティングチャレンジだし忘れられたよね、と心配していましたが、たくさんの応募をいただきどうもありがとうございました。Instagramってやっぱり楽しいよね。大好きです。写真を撮るだけじゃなくて、加工するのがやはり1番の楽しみです。どのフィルターを使うかさんざん迷うこともあります。好きなサービスだけに、久々の選考会は楽しかったです。
今回の応募総数は、正方形だらけの104枚。選考対象となったのは、メールで応募いただいた104枚だけですが、Instagram上のハッシュタグ#gizstagramには、500枚近い投稿がありました。ありがたいありがたい。
第8回シューティングチャレンジ「加工してこそ!Instagram写真」の優勝&入賞作品の発表です! 応募者のコメントとご一緒にお楽しみください。
隕石衝突! の前に破壊できるシステム、準備中
冬場に放置されたホースから、ホース型の氷ができた(動画)
うぉ、これ本当に? こんなことになるものなのですか? びっくりっくり!
一晩の間外に出しっぱなしになっていたホース。ホースの中のお水は、寒い夜の間に凍ってしまします。困ったこまった、面倒だ。...と思いきや、まさかこんなことになるとは。ホースの中から、どんどんでてくるホース型の氷。切れ切れにはなっていますが、その形は円柱状。これは本当? それともやらせ? 動画の詳細がわからないため、なんとも言えませんが。
本当にこんなふうになるものなのでしょうか。寒い地域のみなさん、どうなんでしょうか?
[YouTube via B3ta via OhHaveYouSeenThis]
そうこ(Leslie Horn 米版)
アップルのiWatchらしき特許発見! ただし製品化されるかは謎
iOSの足枷、それはかつてアップルがiOSに課した使命だった
iOSは何を引きずって歩いているのでしょう。
米Gizmodoに、The Tech Blockから寄稿がありました。The Tech Blockは、様々なテック関連の記事を編集部が紹介する一方、読者からも広く意見を求めて掲載しているブログメディア。今回は、そこでマシュー・ハウエル(Matthew Howell)記者が、iOSについて語っているので、紹介します。
2007年にアップルはiPhoneをリリースすると共に、iPhone OS(後のiOS)を発表した。端末とオペレーティングシステム、それは互いを必要とする関係にある。共にこの世に生まれ共に同じ舞台にあがる、そういう関係にあるのだ。
当時、iPhoneという新端末におけるアップルのインダストリアルデザインは、他の端末と大きく離れた実に思い切ったアプローチであった。タッチ入力を世にしらしめ、ボタンというものだけがインターフェースの在り方だという見方を覆した。OSは、多くのユーザーにインターフェースデザインを直に感じさせる大きな役割を果たした。
iPhoneというハードウェアを作る決断は、実に前衛的であり同時に大きなリスクをも背負っていた。端末のデザインを考えるということは、同時にそれを動かすためのソフトウェアも考えだすということになる。
2007年(又はもっと早い段階)にはすでに、携帯電話という存在は広い成功を収めていた。しかし、スマートフォンはまだ大きな市場を獲得するに至っていなかった。初代iPhoneのリリースをもって、アップルが初めてスマートフォンというものを一般に受け入れられる大きな市場へと押し上げたのである。ユーザーに優しく、常に使えて携帯できる、そんなタッチスクリーンの小さなコンピューターを作り出したのだ。
なんじゃこのデザイン! 世界で一番軽い折り畳み式バイク
軽いって、いいことです。便利なことです。素敵なことです。
このクールなデザインの「YikeBike」は、世界で一番軽い折り畳み式電気自転車なのです! 乗り方は普通の自転車と違って、垂直腰掛け型。一輪車に乗るような姿勢ですね。後ろ側にハンドルがあって、腰の脇で握ります。
フレーム素材は軽くて丈夫なカーボンファイバー。チェーンレス仕様でメカニックもシンプル。満充電まで40分、時速25キロメートルで約10キロメートル走れます。注目の重量はたったの11.5キログラム。
それにしてもどうやって乗るのか、全然わからない...。詳細は下記リンクからどうぞ。
世界で一番軽い折り畳み式バイク[roomie]
(ギズモード編集部)
【Giz Explains】千円のカシオが百万円のロレックスより時間が正確な理由
いかに卓越した精密さと職人技を持ちあわせていようとロレックスが二束三文の腕時計に精度で勝ることはない...と言われるのは何故? 理由をご説明しましょう。知ってる人には今更かもですが。
ぜんまいの時計が登場したのは15世紀。身につける時計はドイツの鍵職人ピーター・ヘンライン(Peter Henlein)が1505年頃つくった懐中時計(ドイツ語でtaschenuhr、写真右)が最初とされます。ご覧のように地球の模様をあしらったぜんまい仕掛けの真鍮製時計で、愛犬連れ歩くのと一緒のノリで上流階級のアクセサリー・小物として使われていました。ペスト大流行の時代の宝飾品であると同時に、これが(金属の帯をぐるぐる巻き上げてそこにエネルギーを貯め、バネが戻る力で時計を動かす)渦巻きぜんまいの実用化第1号となります。
ただ、手巻き時計のエネルギーは無限ではありません。ぜんまいに貯めこむエネルギーで時計は動くけど、結局は振動子の動きを妨げる慣性・摩擦に抗う部分でエネルギーを使い果たしてしまう...そこが問題。
機械式時計は、装置の周波数を調整し正確に時を刻む部分を、振動子(時計内で時を刻む装置。柱時計で言う振り子)に任せているのですが、振動子は揺れるたびに摩擦でエネルギーが漸減してゆき、積もり積もって揺れが遅くなり時計にも1日に何秒か遅れが生じてしまいます。それを主ぜんまい(貯めこんだエネルギーを絶えず装置に注入してやり、時計が遅れないよう調整するのが役目)で補ってやるわけですが、ぜんまいは竜頭(柱時計なら鍵)で1日に何度も巻かないと止まってしまいます(ピーター・ヘンラインの懐中時計は約40時間に1回巻けば済むのがウリだった)。
また、機械式時計は主要部品が小さくてデリケートで壊れ易く、気温の変動や磁気にも影響され易いので定期的に整備が必要で、それに結構お金が嵩むんですね(それもあってアナログ腕時計の方が後発のデジタル時計より精度は劣るのに高価)。
Surface Pro使って思った。これのノートが欲しい
議論百出のSurface Proも、デザイン美、技術の質の高さは否定できません。まるでギリシャ神話のセイレーンのように、分類も曖昧なのだけど引き込む力があります。
でも使い始めて2週間弱。ずっと「ある考え」が頭から離れないんです。それは...「どうせ作るならマイクロソフトにはラップトップを作ってもらいかった」ということ。
ないものねだりなのはわかってます。ラップトップ「だけ」作れば良かったと言ってるんでもありません。Surfaceは完璧じゃないけど、これがあるお陰で世間の注目もLenovo Yogaみたいな一見高性能なラップトップ×タブレットのハイブリッド端末まで向いてます。広告費用効果も大きいけど、やはりSurfaceはアイディアがユニークなので話題になりやすいんですね。
なのでこれもあっていいんですが、ノートがないが故に「ベースのないアイディア」に甘んじてしまってる気がするのです。Windows 8のミソはタッチ、あとソフトウェアデザインを一から考え直したところですが、Windowsであるのも事実。SurfaceではWindowsの魅力は最大限出しきれてない、という印象を持ちました。
マイクロソフトほどPCに精通している会社は他にありません。まさに中心にいる。そのマイクロソフトがハード進出なんですから、やっぱり旗艦のWindowsの魅力を余すところなく体験できる完璧な母艦を出すべきだと思うのです。そしてSurfaceはそれではない...。またマイクロソフトがやることはどれも中途半端...アイディアはいいのに詰めが足りない...と言われてしまいそうです。Windows 8はいろいろ突っ込みどころあるんですが、グーグルがNexusで「Androidはコレなんだよ!」と見せてるように、マイクロソフトもSurfaceで「Windowsはコレなんだよ!」というところをバシッと見せれば、それも変わるんじゃないかなあって思うんです。
Surface Proはデザインと性能が十分いいので、ノート出すのはそんなに難しくないはず。今のハイテク業界でSurfaceほど考え抜かれたデザインは他にないし、手に取ってみたい人はみんな一度手に取ると置きたくなくなるって言ってます。ちょっと使いにくいと感じる人でも。あと同じ条件でテストしてみた結果でもコンポーネントはウルトラブックやMacBook Air並みかそれ以上です。ディスプレイは10.6インチ1080pですが、11.6、12,、13インチと見た感じ変わりないぐらいです。
ラップトップで使う時は、変な話、キーボードとトラックパッドが一番傑出してるポイントなのですね。トラックパッドは使い始めるとすぐ指の動きについてこれなくなる問題がありますが、それを別にすれば僕がこれまで使ったWindows 8端末では一番精度高いですよ。ちっこ過ぎるだけで。
Touchカバーは少し慣れが必要ですけどユーザビリティは最高。Typeカバーではタブレットの蓋の裏に便利なキーボードを搭載してます。インテルCore搭載が当たり前になって、今のラップトップはキーボード、画面、タッチパッド、デザインが決め手。マイクロソフトは全部最高の形でカバーしてます。とんがり過ぎてコケないかってぐらい。
ノート作るとメーカーさんからクレームがきそうですけどね。もう現にOEMから牽制球は行ってますし(エイサーはマイクロソフトがSurfaceみたいなハード作ったらWindows RTのサポートやめるって警告してました)。マイクロソフトがノート本気で作ったら業界も心臓まひ...なのかな...。OEMだってIT撤退するのでも限りWindows捨てられないことぐらい自分でわかってるんだろうし、そんなの気にしてどうする...と思いますけどね...。
今の業界にそういうものが必要なことは自明です。デルもマイクロソフトから出資受けて株式非公開化して将来遅れを取らないよう体制を建て直そうとしています。HPは依然混迷中ですが、好調なレノボですらWindows 8は手当たり次第につくって売れるものを模索してるのが現状です。全部束ねて強化できるのは標準つくってるマイクロソフト。ロスを承知で牽引できのは今のPC業界ではマイクロソフトを置いて他にありません。何十億ドルも湯水のごとく注ぎ込んで次の世代で回収するという、あのXboxでやったみたいなことをSurfaceでもやってPCメーカーに範を示せば、業界も底上げになると思うのです。
MacBook Airもいいけど、サムスンSeries 9やエイサーの11インチのS7とやや時代遅れ、Surfaceと並べるとひと昔前って気がします。だけどブランドごとの島に分かれてるので票も分かれてしまってる...。代表選手のWindows Laptop Primeがあったら、これも変わるでしょう。宣伝のPCガイで植え付けられた化石のイメージ払拭の時は今...と思うのだけど(この原稿寝てる間にグーグルはChromebook Pixelなんてもの出してきましたしね)。
みなさんも周りのSurface使ったことある人に「これのノート欲しいって思う?」と聞いてみてください。絶対YESって答えるはずですよ~。
Kyle Wagner(原文/satomi)