ソニーはなぜ、どうして今のソニーになったのか
あのさぁ、タイタニック沈没って本当に起きた話なんだね...知らなかったよという人も意外と多いみたい!
もしや日本でもそうだったりするの?
今月は悲劇のタイタニック号沈没事故から100年を迎えたということで、改めて3Dバージョンのリメイク映画が話題になったり、意外なる真相の解明へと前進したり、なにかとノスタルジックな雰囲気に世界が包まれてもいるようですけど、最近の若者の驚くべき実態も判明しちゃっていますね...
「あのさぁ、これまで生きてきて初めて知ったことがあるんだけどさぁ、タイタニックの話って本当に起きたことだったんだってね!」
「えっ、あれって、映画のフィクションの話だけじゃないの?」
「まだ見たことない映画のタイトルくらいにしか考えてなかった~」
「タイタニック号の沈没は映画の中だけの話じゃなかったなんて知らなかったよ」
「タイタニックは史実に基づくムービーだって、どうやったら分かるって言うんだ? これまでだれも教えてくれなかったぜ」
海外では、こういうツイートがタイムラインにあふれちゃってたりもするみたいですよ。えっ、もしかして、これを読んで初めてタイタニック号の沈没が歴史的事実だって知りましたなんて人はおられませんよね?
[TWBE]
Jesus Diaz(米版/湯木進悟)
自分で勝手に折り畳まれてく! 不思議折り紙(動画)
ムクムクムクっと不思議ですね~。 勝手に折り畳まっていくんだもん。これは、産業デザインを学んでいるクリストフ・ガビラン(Christophe Guberan)さんが、インクジェットプリンターを改造して作った「Hydro-Fold」っていうプリンターで、幾何学模様をプリントすると、インクが乾いて行くにつれて線にそって紙が折り曲がり3D化していくようにしたものなんです。 ポイントとなるのはインクと水の配合なんだそうですけど、ラインによって山折り、谷折りになるのは、どういう仕組みなんだろぉ~。勝手に紙飛行機ができるようになったらいいのにぃなんて思ったりもするけど、それはちょっとムリかな? 作品をギャラリーにまとめてみたのでご覧ください。
NASAの火星着陸解説アニメーションがわかりやすくて、すっごくかわいい(動画)
シリーズ化希望! NASAのジェット推進研究所の火星着陸解説アニメーションがこちら。なんとかわいくてわかりやすいのでしょうか! 1分ジャストで学べる宇宙です。 なになに、まず宇宙船はすごい速さで進んでいるので早めにブレーキをふむこと。ふむふむ、宇宙船には熱シールドが必要、と。大気の摩擦で宇宙船のスピードが90%落ちるけれど、それでもまだ安全に着陸できるスピードではないので、パラシュートがいるのですね。ほうほう、さらに着陸システムとして、クッションになる大量のエアバッグを使うか、着陸用ロケットに乗り込んで切り離すか、ジェットから吊るして着陸するかという方法が必要になるわけですね。うんうん、なるほど! 素晴らしい! アッと言う間に火星着陸のことが少しわかりましたよ。 [YouTube] そうこ(ANDREW TARANTOLA 米版)
ここまで荒々しくて日曜大工っぽいiPadスタンドが今まであっただろうか!?
いいや、ない!
日曜大工が大好きって感じのこの荒削りさ。このバランス。この道具そのものの形を愛する素朴さ。荒い、猛々しい! こんなのが売っているといえば...、やっぱりEtsyです。お値段95ドル(約7500円)って、高いわ。値段も荒々しかった。
[Etsy via Werd]
そうこ(ANDREW LISZEWSKI 米版)
世界の人口密度を視覚化してみたら...
少子化で日本の未来はマズイんだよ!
と言われても、街を歩いていれば子供づれの夫婦も沢山いるし、なんとなく危機感をリアルに感じづらいような気がしますけど、ワトキンス・デレク(Watkins Derek)さんの制作した、世界の人口密度マップを見ると、そんなこと言えなくなっちゃいますよ。あっ日本が無い! と思った方、ご安心ください。こちらアメリカ中心の地図だから、日本は右上の方にありますよ。
この地図はデレクさんが世界の人口密度の数字を元に作成したもので、黒くなっているところが人口密度が高いところ。彼のサイトでは、2.5平方キロメートルあたりの人口密度を5人~500人まで設定してあって、バーをスライドさせると地図がどんどん変化していくのを見ることができますよ。
ちなみに、今ご覧になっているのは2.5平方キロメートルあたり5人の時の地図。 500人の場合は、こんな感じになっちゃいます!
タバコを吸ったりピザを食べたりセックスをしたりすると、どの位カロリーを消費するのか「Nikefuel」で測ってみた
アメリカでは日常生活をもエクササイズにする全く新しいコンセプトのリストバンド、「Nike Fuelband」(ナイキフューエルバンド)が発売され、日本でも今秋に発売開始と言われています。
Nike + Fuelbandを身に着けて生活をすると、どの位カロリーやNikeFuel(ナイキが作りだした新しい活動量の単位)を消費したか記録してくれます。
ナイキによれば、1日に3000 Nikefuelだと「アクティブ」な日で、2000 Nikefuelだと「ノーマル」な日なのだそうです。
例えば...
歯を磨く:17 カロリー、 47 Nikefuel
ピザを食べる: 8 カロリー、 23 Nikefuel
皿を洗う: 30 カロリー、 86 Nikefuel
テキストを送る: 0 カロリー、 1 Nikefuel
30秒間腕を上げ下げする: 9 カロリー、 26 Nikefuel
煙草を吸う: 8 カロリー、 21 Nikefuel*
階段を4段上る: 7 カロリー、19 Nikefuel
シャワーを浴びる: 60 カロリー、 169 Nikefuel
トイレに入る(その1)※ 2 カロリー、 6 Nikefuel
トイレに入る(その2)※: 10 カロリー、31 Nikefuel
寝る: 25 カロリー、 79 Nikefuel
マスターベーション: 82 カロリー、 231 Nikefuel
セックスをする: 179 カロリー、 514 Nikefuel
夜遊びで飲みに行く: 463 カロリー、 1303 Nikefuel
夜遊びに行ったけどほとんど覚えてない: 1129 カロリー、 3320 Nikefuel
二日酔いになる: 102 カロリー、 292 Nikefuel
※お察し下さい。(でも何回も数値を確認したのですよ)
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なんとIKEAが家具一体型のテレビを発売!(動画)
この極寒のテレビ業界に乗り込んでくる家具屋さん! さて、どうなる! IKEAと言えば、便利でオシャレな家具や雑貨がお手頃価格で手に入るなんともうれしいお店。日本国内では、つい先日福岡にもオープンしましたね。オープンの週末は店内に入るのに2時間待ちだったというから、その人気はディズニーランド並みです。そのIKEAが新しく発表した商品が、なんとテレビ! 家電は家電なのですが、より家具屋としての目線で作られているインテリア一体型テレビです。 インテリアとして美しくないケーブルを完全に見えなくする作り。周辺機器もあれこれ連なってごちゃごちゃしないスッキリ収納。ただ家具目線だけでなくガジェットとしても満足のいくように、Blu-ray&DVDプレーヤー内蔵でテレビはHD。2.1サラウンドシステムで、お部屋の好きなところに置けるサブウーハーもついています。テレビ自体は中国の会社TCL Multimediaとタッグを組んで製作。Wi-Fi接続も可能、USBもHDMI端子もあり。この秋発売で、お値段は950ドル(約7万7000円)です。5年間の保証付き。きたな、これ。 どのメーカーも大苦戦しているテレビ業界。家具屋の目線で突破口が開けるのか! 大注目です。 [IKEA via Engadget] そうこ(JAMIE CONDLIFFE 米版)
Windows 8は3タイプで発売に
さぁ、もうすぐですよ。どんどん詳細が明らかになってます。
Windows 8のさらなる詳細が発表されました。Windows 8は、3タイプで発売、Windows 8・Windows 8 Pro・Windows RT。タッチスクリーン又はキーボード&マウスで操作ができ、その両方を切り替えて使うこともできます。アップグレードが可能なのは、Win 8とWin 8 Proのみ。
x86(32/64bit)端末対応は、Windows 8とWindows 8 Pro。ProはWin 8の上位タイプとなります。ビジネスユーズなら、Proがオススメとのこと。(Proと比べて、Win 8だといくつか使えない機能あり。)
今回から新たに提供される注目株が、ARM向けのWindows RT。噂のMicrosoft Officeのタッチ機能付きヴァージョンが含まれています。相互性について、x86 / x64向けアプリケーションは使用不可とのことですが、それでもWindows 8の発売を楽しみにしている人ほど、全てを楽しめるRTエディションがいいでしょうね。期待のMetro App機能でWin 8らしさを堪能できます。
さぁ、もうすぐそこまできてますよ、8!
[The Windows Blog]
そうこ(MAT HONAN 米版)
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【更新終了】スマホで聴く「WALLOP」にギズ編集部が生出演! ここで舞台裏をリアルタイム更新
新時代の放送に、君も参加しよう!
さぁさぁ、昨日ご紹介したスマホ向け放送局「WALLOP」に本日このあと、僕らギズ編集部が生出演しますよー。WALLOPはスマホで聴く新しい放送局。パーソナリティやゲストの言葉が自動でテキストになったり、そのテキストをリスナーがイジって直せたりしちゃうんですよ。
僕らが出演する番組は「大好きだよ!AKBN 0劇場(18:30~19:15※)」と「木下詩乃のズバッと!/矢追純一(20:00~20:45※)」の2本。どちらも音声と映像で楽しめますよ。
ここでリアルタイム更新するので、ブックマークしておいてくださいね。手元のスマホにアプリをダウンロードしてぜひ聴いてくださいねー。
iOS用はこちらから。Android用はこちらから。
※番組の後半15分は有料会員のみ視聴が可能なエクストラタイムとなります。両番組とも、映像と音声でお楽しみいただけます。
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観測しましょうよ! 25年ぶりの金環日食にぐんま天文台が県内学校へ呼びかけ
群馬県民のみなさん! 一生に一度のチャンスですってよ!
今年の5月21日。皆既日食、月蝕に続く世紀の天文ショー「金環日食」が観察されます。金環日食は太陽と月が重なる際に、リング状に太陽がはみ出して見える現象ですが、これが見られる範囲はかなり限定されるようで、群馬県内でこれが見られるのは1839年以来。次回は2386年となるようで、どんなに頑張っても二度目は無さそう。
これに伴い、ぐんま天文台では県内の学校へ観測協力を呼びかけているようです。
この図の赤いラインは群馬県内で金環状態が見られるか? 見られないか? の北限境界線ですが、あくまでも予報。実際は予報通りにいかない場合が考えられるため、「実際に金環になったか?」を各教育機関で観測して情報を共有しましょう! という企画です。
この企画には子供たちに科学や宇宙への興味を促進させる狙いもあるようで、もしかしたら20年後。これを見たかつての少年・少女が、宇宙ステーションから地球を見下ろす日が来るかもしれませんね。
なお、月の影の通り道なら群馬だけじゃなく、東京や静岡など他の地域でも金環日食は観測できますよ。観測できる時間帯は下の図の通り、自分の地域で観測できるか? チェックしてみてください。
また、こちらの記事でも紹介していますが、太陽は絶対に肉眼で見ちゃダメなので気をつけてくださいね。「目が~~! 目がぁぁぁ~!」とムスカっても保証はできません。
「群馬県一斉 日食観測ネットワーク」 参加校募集![ぐんま天文台]
(小暮ひさのり)
カメラ好きなら見逃せない! フィルム形ティッシュホルダー登場!
これはかわいい! カメラ好きとしてはぜひとも持っておきたい!
本日、センチュリーから発売になったフィルム型のティッシュホルダー。ひとつ1,480円で、カラーはグリーン、レッド、オレンジの3色展開です。
最近はカメラといえばデジカメが主流になっていて、僕自身もフィルムを使っていたのは遠い昔のことになっちゃいましたけど、まさかティッシュホルダーとして再会できるなんて!
ロールティッシュを入れて使うのですが、縦置きだけでなく横から引き出すこともできるようです。フィルムの代わりにティッシュが出てくるわけですね。話の種にもなりそうだし、車の中にでも置いておきたいなぁ。
購入は直販サイトの「白箱.com」からどうぞ。
センチュリー、"35mmフィルム形"のティッシュホルダー[デジカメWatch]
(山田井ユウキ)
デスクトップPC派の人も、そろそろSSDデビューしてみませんこと?
速さはマジ正義だわー。
インテルからお手頃プライスのSSD、330 Seriesが発売になりました。
Serial ATA 6Gb/s対応で、シーケンシャル読み込みが500MB/秒、書き込みが450MB/秒のスペックながら、120GBモデルの価格が1万2980円とか1万3980円とか。1GBあたり110円~120円くらいですか。貴族のストレージと呼ばれたSSDも安くなりましたね。
しかもこの製品、SATAケーブルや電源ケーブル、3.5インチベイ用ステーもついているんです。デスクトップで使えといわんばかりに。さすがはインテルのパッケージ品です。
すでにSSD&RAIDな大貴族さんもいることでしょうが、ぷち貴族デビューを果たしたい方はこういった120GB前後のSSDをシステム専用ドライブとして導入してはどうでしょうか。1万円ちょっとの出費でMacBook Airのスピードスターっぷりをデスクトップで再現...というのは言い過ぎですが、速度感に圧倒されることはまちがいなしと断言しちゃいます。
CrystalDiskMarkでの計測結果がこちら。上の画像がこのSSDで、下の画像がHDD(日立7200rpmの2TB)です。
先攻 INTEL SSD
後攻 日立 HDD
シーケンシャルリード 353.0MB/秒 : 153.8MB/秒
シーケンシャルライト 238.8MB/秒 : 150.9MB/秒
ランダム512Kリード 350.3MB/秒 : 59.15MB/秒
ランダム512Kライト 237.1MB/秒 : 70.40MB/秒
ランダム4Kリード 26.78MB/秒 : 0.754MB/秒
ランダム4Kライト 84.68MB/秒 : 1.690MB/秒
P7P55D-E LXという旧世代のマザーボードへのポン付けでこれですもの。価格.comのレビューを見ると読み込み490MB/秒、書き込み478MB/秒というスコアをたたき出している方もいるので、チューニング次第ではまだまだアクセル踏み込めそう。
ちょうど季節はGW目前です。デスクトップ派の皆さん。SSD片手にデスクトップマシンをチューニングしちゃいましょうよ。
Intel® Solid-State Drive 330 Series[Intel]
(武者良太)
auの絵文字がリニューアル! docomo、ウィルコム、イーモバイル間で同じ絵文字が使えるように
仲間はずれは、誰だっ! あ、auのiPhoneもダメなんですね。
KDDIはキャリアごとに異なる絵文字を使っていたりした過去からの脱却を図ろうとしています。具体的にはドコモの絵文字と対応している絵文字213個を採用し、KDDI、沖縄セルラー、ドコモ、イー・アクセス、ウィルコムのケータイ・スマホ間で、同じカタチの絵文字をやりとりできるようにするそうです。
またau専用絵文字は、ドコモの絵文字を基調としたデザインにリニューアル。iモードの絵文字を開発した、現バンダイナムコゲームスの栗田穣崇氏が監修し、艶やかだった絵文字から、シンプルなスタイルへと生まれ変わります。
一部はデコ絵文字へとクラスチェンジするそうですよ。
今回のリニューアルは、インターネット上でのコミュニケーションが多様化する中、利用頻度の高いキャリアメールによるコミュニケーションをより快適にお楽しみいただけるよう、お客さまのご要望にお応えするものです。
端的に気持ちを伝えるにはぴったりの絵文字。キャリア間で錯綜していた重要なコンテンツが共通化するというのはいいニュースですね!
auの絵文字リニューアルについて[KDDI]
(武者良太)
Instagramをおっぱいで! おっぱいstagram = Boobstagram
おっぱいいっぱい。
ネーミングセンスも何もない。そのまま。聞いただけで何かわかる。説明不要。それが、Instagramのおっぱい版Boobstagramです。とにかくおっぱい、おっぱい、おっぱい、そしておっぱい。
さて、BoobstagramがFacebookに買収されるのはいつでしょうか。
[Boobstagram-Thanks Jenna!]
そうこ(CASEY CHAN 米版)
【本日発売】地球体感ゲーム「Earthpedia(アースペディア)」さえあれば旅行なんてしなくてもいい!?
Image by NASA JPL
普段インドア派なギズモード編集部。あまりアクティブには行動しません。ましてや、昆虫採集や秘境の世界遺産へ行こうなどとは......。
ただし、ゲームの世界なら話は別です。というわけでご登場願ったのは、本日4月19日に発売になった学研のニンテンドー3DS用ソフト「Earthpedia(アースペディア)」。地球外知的生命体探査を行うグローバルアースペディア機構(GEO)のエージェントとなって地球の不思議や人類の叡智に関する情報を集めるゲームです。このゲームならば、家にいながらにして楽しめるコンテンツたち。それを実際に体験しようとするとどんなに大変なのか、レーダーチャートにしてみましたよ。
項目は以下の5つ。
・費用
・消費カロリー
・危険度
・レア度
・時間
さらに上記の5項目を合わせた総合的な指標として「総合評価」も掲載します。選んだ8つのコンテンツは、「自然」「文化」「科学」「宇宙」「超常現象」のジャンルにわたる数百以上の情報の中のほんのひとにぎりです。ゲームの内容については以前動画でもレビューしていますので、そちらもあわせてどうぞ!
ちなみに、「Earthpedia(アースペディア)」には、数量限定特典として「月の砂」として知られるレゴリスを再現したツキの砂が入った「ツキの砂ボールペン」も付いてます。早めにゲットするしかないですよー。ではではレーダーチャートいってみましょー!
ヘラクレスオオカブト(ジャンル:自然 情報No.027)
まず最初は「ヘラクレスオオカブト」。メキシコ南部〜南アメリカの山地の熱帯雨林に生息する世界最大のカブトムシ。確認されている個体で全長165ミリメートルに達するといいいます。名前はギリシャ神話の英雄ヘラクレスに由来し、最強のカブトムシとも呼ばれているのだとか。
「Earthpedia(アースペディア)」では、ARカードを用いてリアルサイズの生物を楽しめる「ARフォレスト」というコンテンツに収録されています。手のひらにカードを載せて生物を手乗りにしたりなんてことも可能です。
このヘラクレスオオカブト、実は日本で購入可能。成虫の場合で2万円弱のものもあるようです。ということでそれぞれの数値は低めです。といっても、「Earthpedia(アースペディア)」に収録されているコンテンツの中ではというだけで、じゅーーーぶんにレアなんですけどね。
アレクサンドラトリバネアゲハ(ジャンル:自然 情報No.073)
世界最大の蝶。前ばねの長さはメスで130ミリメートル、オスで100ミリメートル。乱獲や生息地の熱帯雨林の伐採などにより数が減り、絶滅危惧種に指定されているとか。こちらも「ARフォレスト」に収録されています。
生息地はパプアニューギニア。熱帯雨林への渡航費用、探しだす労力、それにともなう危険度、どれをとってもかなりのものです。ただし! パプアニューギニアまで行ってもワシントン条約によって保護されているので触れないし、捕まえられません。ちなみに、標本を80万円で販売しようとして捕まった人がいるようですぞ。真似しちゃダメ!!
マチュピチュ(ジャンル:文化 情報No.029)
みなさんご存じ、古代インカの遺跡。標高2000メートルあまりの山の尾根に築かれた空中都市です。面積は約13平方キロメートル。周囲には貴重な生物も生息し、ケチュア語で「老いた峰」を意味するこの遺跡は、自然遺産も含む複合遺産として世界遺産に登録されています。
「Earthpedia(アースペディア)」では、ジャイロ・モーションセンサーを利用した「パノラミックビュワー」に収録。これは、ニンテンドー3DSを動かすことで画面が動き、自分の向いている方向の景色が見られるというもの。その場にいるような感覚が味わえます。
マチュピチュへのツアー料金を調べてみると、8日間で40万円〜10日間で65万円といったところ。遺跡全体は3000段の石段でつながっているそうなので、くまなくまわってみるとすると消費カロリーは相当なものです。ツアーで行けることを考えると危険度・レア度は低め。でも、一瞬で世界遺産に行けちゃうってやっぱりスゴいなー。
万里の長城(ジャンル:文化 情報No.003)
世界最長の建造物。高さ平均7.8メートル、底幅6.5メートル、上幅5.8メートルあり、5頭の馬が横に並んで通行できるほど。北からの異民族の侵入を防ぐために作られたもので、そのため110メートルごとにのろし台があります。「パノラミックビュワー」でその壮大なスケールを楽しむことができますよ。
昨年の中国国家文物局などの測量調査によると、田畑などに残っている初期の遺構を調査したところ、全長が2万1000キロメートルにおよぶことがわかったそうです。体重60キログラムの人が時速5キロメートルで歩くとだいたい240キロカロリーになるというデータがあったので、それで計算すると...万里の長城を踏破するには100万8000キロカロリーを消費することに。万里の長城、やっぱすげえぇ!
月面(ジャンル:宇宙 情報No.017)
アポロ17号が降り立ったキャメロンクレーターからの風景。月面を調査している宇宙飛行士の姿もあります。月の表面はレゴリスという隕石などが細かく砕かれてできた微粒子で覆われていて、さまざまな研究が行われているそう。こちらも「パノラミックビュワー」に収録されています。
そんな月面に行くには宇宙飛行士になるしかないのですが、これがとてつもない難関。しかも、宇宙飛行士になれたとしても現在は月面プロジェクトがありません。とりあえず、民間旅行会社の宇宙飛行が1600万円くらいのようなので、もしも月面に行けたらという想像で算出してみました。
深海魚(ジャンル:自然 情報No.056)
「Earthpedia(アースペディア)」には、地球の不思議や驚異がつまった「コレクション」というコンテンツがあり、その中に「食いしん坊な深海の生物たち」があります。
中でも目をひいたのが、ワニトカゲギス類の深海魚「オオクチホシエソ」。ワニトカゲギスといえば古谷実先生のマンガでもおなじみですよね、ぼくあのマンガ大好きです。この魚は目の下にある発光器で深海を赤く照らして、その光を頼りに獲物を捜すそうです。多くの深海魚は濃い青しか見えないから自分の居場所はバレないんだとか。深海、どんだけー。
これを見に行こうと思ったら、当然ながら深海魚なので「しんかい2000」や「しんかい6500」のような有人潜水調査船が必要になります。当然、費用もレア度も超弩級です。
「Earthpedia(アースペディア)」には「オオクチホシエソ」の他にも、「メガマウス」「フクロウナギ」など全5種類の深海魚が収録されていて、まとめて見ることができますよ。
虹(ジャンル:自然 情報No.082)
こちらも「コレクション」から。「色も形もいろいろな虹」では、「二重虹」「幻日」などの5つの変わった虹を見られます。中でも気になったのが「環水平アーク」。通常の虹とは異なり、水滴ではなく氷の結晶が太陽光を分散させたもので、低緯度地方、夏、正午ちかくという条件が必要らしいです。
とはいえ日本国内でも秋田や岩手、群馬での観測実績があります。それでも超絶レアな体験には違いありません。
ヴェロキラプトル(ジャンル:自然 情報No.081)
映画『ジュラシック・パーク』でおなじみの小型恐竜。白亜紀後期に繁栄した獣脚類トロオドン類に属しています。全長は2メートルで体重は15キログラムほど、ということでかなりスリムですね。うらやましい...。でも体重に対して脳が大きく知能が高かったと考えられているそう。映画での姿とは異なり、実は体表に羽毛が生えていたらしいです。「Earthpedia(アースペディア)」では、人類と地球の遺産を3Dで再現する「3Dモデル」で見ることができます。グイグイ360度どこからでも観察可能!
で、こいつに会うためには...どうしてもタイムマシンが必要ですよね。だって、どこ探しても現実世界にはいないですもん。タイムマシンが実現するとして、それにはとてつもない年月ととてつもない労力、とてつもない研究費用がかかります。会えたとしても危険度もマックス! というわけで総合評価も文句なしで「S」です。
ここまで、「Earthpedia(アースペディア)」のコンテンツの中から、いくつかをピックアップしてきました。でもでもでも、まだそれ以外にもたっくさんのコンテンツが収録されています。それをニンテンドー3DSの機能を使って、家にいながらにして体感できるって、やっぱりすばらしいなと感じました。
[Earthpedia(アースペディア)公式サイト[ニンテンドー3DS]Gakken]
(松葉信彦)
さようなら、スペースシャトル・ディスカバリー! 本当にホントの最後のサイゴになる飛行は、ジャンボ機の背中に乗って
お疲れさまでした。
NASAのスペースシャトル、ディスカバリーが本当に本当の最後の飛行を終えました。昨年宇宙を引退したディスカバリー、これからはワシントンDCの郊外にあるスミソニアン航空宇宙博物館別館にて、展示品としての余生を送ります。フロリダ州のケネディ宇宙センターからワシントンDC郊外まで、米国を横断する最後の空の旅は、ジャンボ機ボーイング747の背中にのって。飛行というよりすでに展示品として輸送された感じですけれどね。それでも、空とディスカバリーの競演はこれが最後。こちらの写真は写真家ニコロ・マルゴリー(Nicko Margolies)さんの1枚。
無限の宇宙を自由に飛んだスペースシャトルが、これからは博物館の1室で過ごすのかと思うと寂しい気持ちにもなります。が、この博物館にディスカバリーが存在することで、人類宇宙史の次なる1歩を踏み出すために、ここを訪れる人に夢と決意を与えることになるんですよね。
お疲れさまでした、ディスカバリー。そしてこれからは引退シャトルとして、新たなお仕事をがんばってください。
[Nicko's Big Picture]
そうこ(SAM BIDDLE 米版)