以前、Web版・iPad版を紹介した「セカイカメラ」の正統進化系「tab」。
その機能をさらに拡張するiPhoneアプリ「tab light」が今日ローンチされたので、さっそく触ってみました。情報を閲覧しお気に入りを見つけて登録したり、自身で投稿したりといったところに重きを置かれていたWeb版・iPad版の「tab」に比べると、「tab light」は実際に行動を起こすところに重点が置かれている感じ。
「tab light」で情報を閲覧する場合、リストビュー・マップビュー・ARビューという3つのパターンで表示が可能です。では、それぞれ見てみますね。
これがリストビュー。ぱっと見た時にそれぞれのアイテムについたキャッチコピーが一覧できるので、目的が決まってない時にいいかもです。
これがマップビュー。周辺の地域にあるアイテムを見れて便利。自分でお気に入りに入れていたアイテムに絞り込むこともできるので、実際にその場所へ行くときのナビゲーション代わりにもなりそうです。
そして、これが「セカイカメラ」の進化系といわれるゆえん、ARビューです。iPhoneを向けた方向にあるアイテムをARで表示します。ちなみに、上の3つで表示されているアイテムを見てもらえればわかるように、表示を切り替えても基本的に同じアイテムが表示されるようになっています。ARビュー表示時に左右フリックで表示されているアイテムがグリグリと変わるさまは圧巻なので、ぜひお試しを。
こんな感じで表示するアイテムをキーワードや距離で絞り込んだり、すべてのアイテム・自分のアイテムのどちらで検索するかを設定できます。
ちなみに「tab」を作った頓智ドットの井口さん(ギズ出演の記事はこちら)に、以前話を伺うことができて、その時に興味深かったのが「iPhone版である『tab light』は、Web版・iPad版の『tab』とはお互いを補完する関係である」ということ。そのため、名前に「light」と入っているのにARビューやマップビューといったiPhone版にしかない機能を盛り込んでいます。
両方を使うことで「興味」を「行動」に移すという「tab」の意図が、より鮮明に見えてきた感じがしました。
tab light[iTunes]
プレスリリース[頓智ドット]
(松葉信彦)