踏んでみた...ではなく、貼ってみたんです。
今や星の数ほど存在するスマホアクセサリーの中に、「スキンシール」というものがあります。その名の通りスマホ本体に貼るシールなのですが、大して話題に上ることもないこの商品、意外と良かったりするんです。
※「スキンシール」とは一般的な名称のため販売店によっては別名となっていることがあります。記憶にあるものだと、数年前に「スキンシート」という製品を見たことがあります。
ヤフオク・楽天・Amazonなどで手に入るほか専門店もあります
種類はかなり豊富で、Amazon.co.jpではAndroid用、iPhone用、iPad用からKindle用、PSP用、Nintendo3DS用、PSVITA用まであります。楽天市場やYahoo!ショッピングなどでも「端末名 スキンシール」と入力するだけでズラリと出てきます。最もポピュラーな呼び方が「スキンシール」だと思われるので、製品を探す時はこの名を使うのが良いでしょう。
スキンシールを貼ると端末はこうなります。
これがiPhoneだって言われて信じられます?どう見ても電車の連結部分(貫通路っていうらしいです)に敷いてある板ですよね。
お酒の飲めない僕ですが、突然飲み会に誘われても慌てずに済むかもしれません。そう、iPhoneがあればね。
実際に使っていて厚さ、重さ、形状にほとんど影響がないところが一番気に入っています。どんなに薄くてもケースだとこうはいかない。特に、背面に湾曲した構造を持つものやカメラが出っ張っている端末などのディテールを全く崩さないのがイイ!
デザインも中々。
はいニッコリ笑ってーでも目線はレンズじゃなくて左下ねー。
このカメラ、裏返すとiPhoneなんです。とても精巧にできていますが、実態は1枚のシールです。つまり平面。
僕はよく、デカルスキンストアというお店で販売されているスキンシールにお世話になっています。楽天などに出店しているスキンシール店です。
買ったシールを触ってみた時の感触は「ちょっと高級なガムテープ」のようです。表面はツルツルで、厚みも硬めの液晶保護シート程度なので、貼ったままの状態でクレードルにも挿せます。
けれど、スキンシールを端末に貼るのが実は意外と難易度が高いんです。スキンシールは1枚の台紙の状態で送られてきますが、ここから剥がす時点で既にVery Hardモードです。ちょっと引っ張っただけですぐ伸びます。ぐにょ~んと。
特に細いベゼル部に貼り付けるところとか、側面に貼る部分とかは要注意です。貼る時に位置がずれてしまうともう大変。簡単に伸びるので、液晶保護シートの数倍神経を尖らせる必要があります。
背面のシールはうまく貼れたのですが(トップに載せた画像参照)、前面は失敗してしまいました。スキンシールによっては製品の台紙にQRコードが記載されたものがあり、そこからお揃いの専用壁紙をダウンロードできます。
こうして見るとズレてる部分が丸わかりでとても恥ずかしいのですが、スマホを他人が見る場合、画面よりも背面が目に映ることのほうが多いのできっと大丈夫だと自分に言い聞かせています。
この写真ではXperia GXを使用しており、ナビゲーションバーが採用されているためその部分はどうしてもカバーしきれません。ハードボタン搭載機種の場合ボタン部分以外を丁寧に覆ってくれるものもあるので、機種によって一体感が異なると思います(Xperia acro用のシールを買った時はハードボタンとディスプレイの間の数ミリしかない部分もシールが覆ってくれました)。
Xperia ZやiPhoneのようにフラットな形状をしている端末の場合、比較的貼りやすいでしょう。iPhone用だと側面用のシールが分離している製品も少なくないです。
スキンシールの強みはもう1つあります。それは側面を含め端末のあらゆる面をカバーできることです。
四隅を覆ってくれるかは機種や製品によって異なります。が、カメラレンズ、各種センサーやスピーカー、ポート、ハードキーなど露出する必要のある部分以外(ベゼル部や側面、天面、底面など)はバッチリガードします。
結構頑丈で何かにぶつけた際に本体にキズがつかないばかりか、ポケットに入れる機会が多い場合も本体に擦り傷がつかないので、安心して持ち歩けます。
ハードケースやシリコンケースほどの強度はありませんが、落としでもしない限り大丈夫。薄くて軽くて擦り傷からも守ってくれるステキな一枚です。値段も1200円~1500円前後のものが多いので、数種類買って張り替えるのも楽しいかもしれませんね。
今やスマートフォンは世界中でヒットを飛ばしており、国内市場も十分な大きさがあるためか専門に取り扱うお店も登場しています。
こちらのお店で取り扱っているスキンシールはF1カーや飛行機などに貼ることを想定しているとの触れ込みですので、強度や丸まった部分へのアプローチもしっかりしていそうです。更に液晶保護シートよろしく、簡単に気泡を押し出すことができる点も安心です。
唯一にして最大の欠点が剥がしたら二度と使えないことですので、絵柄選びは慎重に。僕は今まで4~5回スキンシールを購入しましたが、それまで使っていたものを剥がした際、粘着のカスが残ったり、逆に端末の塗装を剥がしたりといった事故は一度も発生していません。
ケースを使うと厚みが増す、クレードルに挿せないなどの不満を抱いている方、一見の価値はあると思いますよ!
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(TK)